1.本妙寺縁起
亀城山 本妙寺は、大正二年(1913)年4月27日に、日応上人御隠尊猊下(第五十六世)の大導師のもと、入仏式が奉修された「日蓮正宗第二十九号教会所」の発足からはじまります。以来百余年、総本山大石寺の末寺として御開基・日応上人をはじめ奉り、三代にわたる歴代住職を迎え、日蓮大聖人の仏法を正しく受けつぎ、今日に至っています。なかんずく昭和二十五年7月五日、第六十四世日昇上人より、「本妙寺」との寺号を賜りました。
2.本妙寺年間行事
当寺院の儀式法要は、総本山大石寺の定めに従い、下記のごとく行われます。
■本妙寺恒例法要
元旦勤行 一月一日
節分会 二月立春の前日
興師会 二月七日
宗祖誕生会 二月十六日
春季彼岸会 春彼岸中
立宗会 四月二十八日
大行会 五月一日
盂蘭盆会 七月十五日(八月十五日)
寛師会 八月十九日(九月十九日)
御難会 九月十二日
秋季彼岸会 秋彼岸中
目師会 十一月十五日
朝詣り 毎月一日、七日、十三日、十五日、二十八日
■本妙寺特別法要
霊宝虫払会 四月~五月中
宗祖御大会(おたいえ)十月~十一月中
この他、毎日の勤行・唱題行、授戒式、勧誡式等に加え、結婚式、葬儀、法事、塔婆供養、起工式、上棟式等の冠婚葬祭、厄払い、諸祈念等、本宗の正法によってこれを行います。
3.法華講
日蓮正宗には、日蓮大聖人の仏法を正しく実践するための信徒の集まりとして“法華講”があります。法華講という名称は、大聖人によって名付けられた由緒あるものです。
日蓮正宗の信徒は、この法華講の一員として、所属する寺院に参詣し、僧侶の法話や講員同志の体験などを通じて自らの信仰を深め、社会に貢献する人材になるよう努めています。
本妙寺の信徒は、日蓮正宗法華講 茨城地方部 本妙寺支部所属の法華講員となります。